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廣木国際水防災研究監が世界水パートナーシップ(GWP)運営委員会副議長に就任

2011年11月9日、水資源管理に関する世界最大の国際組織である世界水パートナーシップ(GWP)は、ICHARMの廣木謙三国際水防災研究監を、その統括組織であるGWP運営委員会副議長に任命しました。

GWPは150か国の約2,100の会員組織からなる国際ネットワーク組織で、その司令塔にあたる運営委員会は政府多国間協定により運営されています。GWPは統合水資源管理の推進組織として国際社会の雄であり、日本政府(国土交通省)の支援を受け世界気象機関(WMO)と共同で「洪水管理に関する国際プログラム」を2001年から運営するなど、日本とも深いかかわりがあります。

廣木研究監は2009年からGWPの運営委員会委員(財務及び監査小委員会委員)を務めてきました。任命は全委員の承認の元、レティシア・オベングGWP議長の指名により行われました。任期は2012年11月までで、廣木研究監は副議長として議長を補佐するとともに、GWP次期議長の選定などの議論に加わることになります。

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