2019年11月9日から12日に仙台国際センターで開催される世界防災フォーラム2019において、関係機関との協働により下記のセッションを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。 世界防災フォーラム ロゴ

水のレジリエンスと災害に関するプラットフォームに対する
気象・水文・防災からの貢献

   
日 時: 
会 場: 

URL: 

15:30 – 17:00, Monday, 11 November 2019
Main Hall, Conference Bldg. 2F, Sendai International Center
Aobayama, Aoba-ku, Sendai, 980-0856, Japan
http://www.worldbosaiforum.com/english/
*参加には世界防災フォーラムへの参加登録が必要です。
 
<セッション概要>
 洪水や台風などの水関連災害は社会的・経済的に持続可能な発展のための重要な課題となっています。この水災害はまた気候変動や社会的な変化によっても激化することとなります。災害への備えを強化して効果的な対応が図られるようにしておくことは、2015年の仙台防災枠組2015-2030でも優先すべきこととされており、効果的な気象・水文観測と予測、それを活用した早期警報や円滑な避難、備えの向上と予防的行動を通じた被害の軽減が必要とされています。

 この観点から災害リスク軽減への備えと予防措置についての一連の流れに沿った対応が重要であり、そうした各担当政府部局間での連携体制の構築が不可欠となっています。現在、国連機関が連携して国際洪水イニシアティブ(IFI)を推進しており、各国の気象部局、水文部局、防災部局が一堂に集う、水のレジリエンスと災害に関するプラットフォームの構築が進められています。ここでは各部局がデータの提供を行い、洪水予測や社会経済影響評価などを通じてより効果的な洪水対策を促進させることとしています。

 本セッションでは、このプラットフォームを活用したより効果的な洪水対策を進めるべく、日本及びアジア諸国で気象・水文・防災の担当政府部局から、それぞれの役割について明らかにするとともに、より効果的な連携体制の構築について討論を行うこととしています。
 
<基調講演>
        「将来的な減災に向けた2011年東北地震及び津波からの教訓」
           今村文彦 東北大学災害科学国際研究所 所長
 
<発表・パネルディスカッション>
議 長:
発表者:





小池俊雄(ICHARMセンター長)
永戸久喜(気象庁)
村瀬勝彦(国土交通省)
鈴木弘二(アジア防災センター)
Mr. Adisorn Champathong(タイ・王立かんがい局)
Dr. Chung Soo Kim(韓国・韓国建設技術研究院)
Mr. Özgür Tuna Özmen(トルコ・内務省災害緊急事態対策庁)